上手

数年前まで褒め上手だったはずなんだけど、何かいつの間にか怒るのが上手な人になっていた人の話です。

 

やっぱり最近、人の良い所より駄目な所が目に付くようになったなとよく思います。長くその人と付き合うとそうなってしまう。何故?怖いね。ホラーだね。まあ大人と関わることが増えたからってのは絶対あると思うんだ。バイト先の大人、基本的には良い人達だし、優しいし、それには感謝してる。ちゃんと好き。でもやっぱちょっと汚い世界の匂いがするよね。大人になるってそういうことなんだな。

規則と違うことしても「だってこっちのが楽だし効率良いよ」とか言う。倫理に反することしても「だって人生楽しまないとじゃん!バレなきゃセーフ」とか言う。行き過ぎたスキンシップで相手を傷付けても「しょうがないじゃん、あいつはそういう運命なんだよ」とか言う。色んな大人達が揃いも揃ってそうだから困ってしまった。皆がそうじゃないんだろうけど、大人全体に失望してしまう。こういうやつら人との約束絶対守らないもんね、言い切れちゃう。私はああはなりたくないけど、一緒に居るだけなら超楽しいから少しずつ染まっている気しかしない。でも私、ずっと正しい自分で居たいっていうエゴだけは忘れらんないから、批判はめちゃめちゃ心の中にあるし、目の前でそれを口に出すことも全然する。どんなに自己嫌悪しても結局自分のことだけは嫌いに成り切れないからね一生。

 

「強い松川優菜」の皮が一生脱げない。正しいと思われたいし、中立だと思われたい。馬鹿だと思われたくないし、チョロいと思われたくない。そう思って行動した結果、可愛げが無い、冷たい、素直じゃない、優しくないだの言われるのは当たり前のことですね。私だって可愛く「ありがとう」とか「○○したい!」とか言いたいよ。でも打算込みなことが多いものでね。だって上手く生きていきたいもん。素直に生きていって、傷付くのも騙されるのも馬鹿にされるのも怖くて怖くて仕方ない。マイナスに転がる確証なんてないのにね。むしろ打算のせいであとあと泣きを見てること最近本当に多いな。

 

前にツイートした気がするけど。信用して、何でも相談して頼りかかれる相手が近くに居なくなったのは高校卒業した辺りからかな。自分の話はするけど、どうせ最後に決めなきゃいけないの自分だし。相手が居なくなったというかは、自分から弱味を見せられなくなったっていう表現のが近いかな。両親に何かを相談するとか論外だし、どうせまともに取り合ってくれない。自分の理想の私じゃなきゃ認めてくれないし。今仲が良好なのは私が特に貴方達に迷惑かけてないからでしょ。一生頼りにしないから一生私の人生に口出さないでくれって思ってる。流石に親だから頼ってる部分はいくらでもあるんだけどさ。

 

精神的に頼れる同性の相手が欲しい。異性は見返りを求められそうで無理。でも馬鹿にはされたくないし、その過程で「操作」されるのは耐えられない。あと迷惑だとか思われたら怖い。

相談AIとか早く開発しろ。実体無しの声だけでいいから。

 

あー、この一連でちょっと気を張ることに疲れがち。この世はサバイバルでもなんでもないので、適度に気を抜いて生きていくことが許されているはず。誰かに褒められないと人生やっていけないよね〜。人のことは褒められるんだけど自分のことちゃんと褒められない。多分これは今まで私の周りにいる人達が褒め上手だったからだよ!こら!ありがとう!

 

ここまで言っといてなんだけど一生「強い松川優菜」で生きていきます。でも、大学卒業するまでに、人に頼れる素直さと可愛げをちゃんと合わせ持つことを目標にする!何にもしないで人のこと羨んでばっかり居るの超ダサいからね。

 

何もしなくてもみんな甘やかしてくれたから、甘え方とか超忘れた。どうすんだっけ。